昭和33年を舞台に、
人と人の暖かな触れ合いを
思い出させる映画だ。

時代は今から49年ほどの半世紀前まで遡る。

戦後13年を経て、日本は経済復興の兆しが見え始め
テレビという媒体が登場し、その普及に輪をかける
電波塔である東京タワーが建設される頃。

子供は路地でいろいろな遊びに興じ、
しょうゆや味噌などの貸し借りが日常であり、
人の温かさが残っている。

死語となった「集団就職」で上野駅に着き、
東京の人の多さ、
東京の街並みに驚く一人の少女。
都会を夢見て、希望に満ちて、東京に出てきたが、
就職した先は小さな町工場だった。

しかし、そこには田舎に通じる
まだまだ、人の暖かさが残る
人間として生きている人々の暮らしがあった。

携帯やパソコンもなかった時代。
でも、楽しい時代だった。

2007年11月、「ALWAYS〜続三丁目の夕日」が公開される。

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