LaLaLa LaLa−La LaLa LaLa LaLa-La
  LaLaLa LaLa−La LaLa LaLa LaLa-La

  終わる筈のない愛が途絶えた
  いのち尽きてゆくように
  ちがう きっとちがう 心が叫んでる

  ひとりでは生きてゆけなくて
  また 誰かを愛してる
  こころ哀しくて 言葉にできない

  LaLaLa LaLa−La LaLa LaLa LaLa−La
  LaLaLa LaLa−La 言葉にできない

  せつない嘘をついては いいわけをのみこんで
  果たせぬあの頃の夢は もう消えた

  誰のせいでもない
  自分がちいさすぎるから
  それがくやしくて 言葉にできない

  LaLaLa LaLa−La LaLa LaLa LaLa−La
  LaLaLa LaLa−La 言葉にできない

  あなたに会えて ほんとうに良かった
  嬉しくて嬉しくて 言葉にできない

  LaLaLa LaLa−La LaLa LaLa LaLa−La
  LaLaLa LaLa−La 言葉にできない

透明感あふれる歌声の小田和正「言葉にできない」

直木賞作家である東野圭吾の小説「手紙」が映画化され、
そのクライマックスに流れる歌である。

11/3に公開されるのだが、
一足先にGYAOのネット試写会で鑑賞した。

主演は山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ。
いまをときめく若者たちだ。

期待感もなく、試写会のスタートボタンをクリックしたのだが、
2時間があっという間に思える作品だ。

こんなにも、重いテーマを堅実にしっかりと演じきった若者たちを賞賛したい。

殺人を犯した人間が罰せられるのは当然のこと。
しかし、その家族が「同じ血」が流れているということだけで、
誹謗中傷を受け、明るい日差しから隠れるように大きな十字架を背負いながら、悲惨な人生を送ってゆく。
犯罪者の家族というレッテルを貼られて。

もちろん、殺された被害者の家族も決して忘れることが出来ない傷を受ける。

人は決して一人では生きてはいけない。
いろいろな人に支えられて生きているものだ。

また、人はいつでも加害者になり、被害者にも成り得る。

いまいちど、自身を律し、これからの人生を生きていかなければならない、、、と考えさせられた作品だ。

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